DaSviA(ダスヴィア)|西アフリカからの輸入雑貨(アフリカンビーズ・未精製シアバター・アフリカ布・ボルガバスケット)販売



貧困と無知

ガーナ北部は、本来なら雨季が終わり主要農産物であるコーンの収穫も終わりを迎える季節ですが、今年は雨が降る時期が約2か月も遅れ、今もまだ収穫前のコーンが育っています。

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トマトも見かけることができます。

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家畜の好きな牧草もまだまだ豊富にあるので、遠くへ探しにいかなくても、村落の近場で牛たちを見かけることも多くあります。

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この時は、平日の午前10時。
本来なら子供たちは学校にいる時間のはずが・・・

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牛の世話をしている少年がいました。

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私が現地語であいさつすると、彼は(朝だけど)『Good afternoon』と笑顔で答えてくれました。

英語で『学校は?』と聞くと、『father』『die』『grand-pa』『cow』という英単語を、頭の中から絞り出すように一生懸命伝えてくれました。

どうやら、お父さんが亡くなってしまい、おじいちゃんの牛の世話をしなければならないようです。

彼は携帯ラジオの番組を熱心に聞いていました。
特に英語の放送になると、目を輝かせて私にもその番組を聞かせ、嬉しそうに聞いていました。

番組を聞いている最中にも、アリくんは一生懸命に片言の英単語を伝えようとしてくれました。

しかし、牛たちが遠くへ散らばり始めると、『bye』と一言放ち、牛たちを取りまとめるために走って行ってしまいました。

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その村落のボランティア教師に、牛飼い少年の話をすると、彼はアリくん13歳であることがわかりました。

アリくんが6~7歳ときにお父さんが亡くなり、お母さんは別の村落の男性のところに嫁いで行ってしまったのです。

ガーナ北部州の民族【ダゴンバ族】の女性は、旦那さんがなくなって再婚すると、子供たちを置いて出て行かなければなりません。

おじいさんの所に残されたアリくん、お父さんが健在の頃は学校へ通っていたとのこと。

一体、なぜ学校へ通うことができなくなってしまったのでしょう??

私は、稼ぐ人(お父さん)がいなくなってしいまい、経済的に厳しくなったからだと考えました。

しかし、そうではないのです。
お金がなくて学校に行けないわけではないのです!

アリくんのおじいさんは、労働力を雇って農家を営み、立派な牛を何匹も持っている方で、このような村落では経済的には裕福な方だというのです。

つまり、アリくんを学校に行かせないのです。

そこには、貧困よりも解決が難しい『無知』がありました。

アリくんのおじいさんは『学校は意味がない』と考える人で、地元の教師たちが教育の大切さを訴えても全く耳を貸さない人なのです。

逆に、教師の父親たち(自分と同じ世代)に『教師としての仕事など無駄だ』と、説き伏せているのでした。

『自分は学校へ行かなかったけど、こうやってしっかり生きている。だから、お前も必要ない。』と考える無知な人は少なくないのです。

電気・水道のない村落だけでなく、首都のアクラにもそのように考える人たちはまだいます。

教育というものがどれほど重要かという考え方を理解してもらうことが、どれほど大変なことか。。。

同じ村落に暮らす人たちが説得しようとしても、現在でも理解してもらえないのです。

彼のような『無知』が、子供たちの将来を奪い、さらなる『貧困』を生んでいるのは確かなのです。

経済的な『貧困』をなくすための解決策を考え、実行することはできます。

しかし、このような『無知』はどのように解決していけば良いのでしょうか。

『貧困』の現場には時として、その原因が見た目以上に深く、厳しいことがあります。

ダスヴィアはこれからも地元の先生と話し合いながら、アリくんの学校復帰への方法を模索します。



木彫りのキリンと象とライオン(モレ国立公園)

野生動物と言えばケニア、タンザニア、ウガンダの東アフリカですが、ガーナからも素敵な動物たちが来てくれました!

キリンと象とライオンです。

木彫りの動物だちですが、ビーズでデコレーションされると随分と存在感が増します!!

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一番手前左のライオンは手のひらに乗るサイズです。

さて、ここで問題です。

ガーナ国内にいる動物は上記3種類のうち、どれでしょう??


答えはちょっと横に置いといて、ガーナの北部州にはモレ国立公園があります。

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近くまで行くと、看板を見つけることができます。

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そうです、看板の絵にもあるように、問題の答えは『象』です。

モレ国立公園ではウォーキング・サファリを体験することができ、園内をガイドさんと歩いていくと、かなり高い確率で象と出会うことができます!

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イボイノシシにはそこらじゅうにいます(↓)。

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公園内の宿泊施設近くの高台からは、大きな池が一望でき、運が良いとその高台から水飲みに来た象の群れを眺めることもできます。

象を見ることができなくても、西アフリカのサバンナを一望することができます。

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平野の少ない日本にいるとなかなかみることができないそのフラットは景色は、人の心を感動させる何かを持っているように感じます。


木彫りの動物たちに戻りますが、アシャンティ族のシンボルがビーズで描かれたテーブルを担いだ象の木彫りも届いてます!

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玄関先でも、リビングでも、華やかなおしゃれを演出してくれること間違いなしです!

野生動物の少ない西アフリカですが、ガーナにはたくさんのおしゃれな木彫りが手作りされています。

動物以外にも各民族のお面や頭に物を載せている女性の木彫りもあり、その種類は多種多様。

これからもどんどんご紹介していきます!





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